一夜明けて
昨日の息子との振り返り。
バスケットボールに真剣に取り組み続けるという決意はあるものの、11歳ではその厳しさを受け止めるのはなかなか難しい。
単にバスケットボールが上手になれば良いのでは無いことであるのは頭でわかっているが、生活の管理が全てそこにつながるようにするのは至難の技。と言うより、11歳には無理なことは分かっている。何故なら、こちらは彼の4倍以上生きていて、未だに継続してできたためしがないから。
昨日の振り返りは、息子との向き合いでゆっくりとそのやり方や、その意味、それがどこにどの様に繋がって行くのかを出来るだけ丁寧に、感情の起伏なく伝え、彼の考え、思いも聴いた。
ストレートな話し合いで、特に昨日は全体的に良くない試合の振り返りだったので、彼には厳しい内容も多かったはず。でも、真摯に取り組み、時には一生懸命に涙をこらえながら話す時間帯もあった。
そして、今朝。
距離感を確かめる様に、いつもより少し甘えモード、お互いに。
息子の手のひらで転がされているだけかもしれないが、息子との絆をしっかりと確かめられただけで良い気分になる。
そんな単純な親だから、息子の日々に一喜一憂する。でも、それが幸せなのだと感じる。