子育て=親育て(半学半教)RD2994’s diary

息子へ伝えたいこと、自分に残したいことを、人生初めての日記

好奇心

今週のお題「理想の老後」

 

健康、必要程度の財力、仲間がいて、趣味を持っていること。

模範解答はこんなものだろうか?

 

現実は、五十路目前の身体にはあらゆるガタが出始めていて、20うん年務めた大手企業をスパッと辞めてスタートアップ企業へ転職、仲間はゼロではない、そして趣味といえば小学生の息子にからんで行って、なんとかかまってもらうこと。と来れば、模範的な老後は難しいかな。

 

よく、老後になったら、時間が有り余ると耳にする。以前は仕事を辞めたら時間がたっぷりと出来て、やりたかった事がやれるようになるから良いなぁ、程度に思っていた。

ただ、自分の両親からはこれを聞いた事がなく、米寿間近の父とそれを追う母となっても未だに余らせている感じは無い。


2人を見て、少し考えて、出て来たキーワードは、好奇心。

人生の終盤に入っても、今なお好奇心を失っておらず、惰性で続けているものではなく、目標があってやり進めるか、下手したら新しいこときすら手をつけることすらある。

 

理想的な老後には健康も財力も必要な要素であるが、好奇心の有る無しが楽しさを左右させるのかもしれない。

でも両親揃ってそうだと、あの年齢になってまでよくスケジュールで喧嘩しているけど(苦笑)。お互い独立独歩で、放っておけば良いのに、と思うけど、そこは夫婦なのだ。

 

もう一つ感じたのは、老後は準備や決めて始めると楽しくなくなる気がする。

早くから老後にやりたい事を考え、計画しよう!人生を終えるための準備しよう!なんて話はよく聞くが、予定調和は安心だけど楽しみは少ない。

やる事リスト作ってそれをこなして行くなんて、仕事と何も違わない気がする。

第一、リストに残っていると言うことは、思いついたその時にすぐに飛びついてやりたい!程ではないモノの集まりで、その内のいくつが10年後も自分の好奇心を刺激出来るのか想像できない。

なので常に、今は今の好奇心で動くのが一番自然で健全で楽しいと思える。

 

人生100年と言われ始め、50話前に新しい仕事に変わり、ビジネスパーソンとしては後20年位働けるかな?ならこの先、あといくつ位やりたいと思える仕事に出会って自分を変えていけるように。そしてその先の人生でも、その歳になってみなければ出来ないことを常に見つけられるような好奇心を磨いていこう。