二試合目
二試合目もチャンスをもらえた。
さっきより少し安定して試合に入った感じ。
ミスはもちろんあるが一試合目より強気が前に出ているので、ミスがミスじゃないものになることも生まれる。決して悪くない。
そして、そのままピリオドが終わった。
悪くない。
そして、最終ピリオドに再び3分ほど出場チャンスをもらえた。
うーーーーん、
あぁ、反応が遅いなぁ、パスもらってから考えるのじゃ遅い!
周りを見て、支持出さないと!
マイボール・ターンオーバーの切り替えが遅い!
と次々にアラが見えてくる。
でもコート上のパフォーマンスはさっきと変わっているようには見えない。前の出場よりサブメンバー中心であるので、形ができてなくバタバタな割には、パフォーマンスは落ちていない。
よし、よし!俺の中の期待値が戻った。
2週間位前の練習試合の一試合以降、6試合ぶりに期待値がスタートラインに戻った感じ。
応援する側の手応えと選手の手応えは異なるから、丁寧に紐を解いて、今回のリスタートが上手くすべり出すように考えよう。
練習でする事を試合で出す。試合で出来たことを練習で磨く。出来なかったことは、なぜ出来ないのか(出来なかったかではなく)を自分の脳みそで考え、答えを求めてもらう。
出来なかったことの言い訳は簡単で、その言い訳は反省にもすぐ転化できる。上っ面だけなら。
なぜ出来ないかを突き詰めると、何をすれば一歩近づくのかが見えるはず。
出来ない事がいきなりできる人はいないと思う。
例えば、ダンクシュート教えるのは簡単だ。ゴールのリムより高く手が上がるように飛んで、ボールをフープの中に入れるだけである。
さぁ、やってみよう。
子供達は笑いながら出来るだけ高く飛ぼうとして、数回やったら、出来るわけないじゃーん。と明るく言って終わるだろう。
ミニバスケにダンクはないかもしれないけど、シュートも一緒、多くの大人たちは
入ったら、上手い!
外したら、惜しい、次頑張って。
これで、選手は何を修正するのだろう?これで修正できる選手なら、入れる外すはおそらく体調か、気分の差ぐらいだったのだと思う。
でも一部の監督、コーチは、どっちの手で打った?何故?とミスにしてはいけないミスを見逃さずに次へのチャンスをくれる。
幸せな環境にいる。
ミスを減らすにはとにかく努力×その回数しかないと思う。特に技術は。
バスケ脳を作るのは、いかに集中して学んだ時間が長いかだから、時間より集中の質が問題だけど。
子供だって、大人だって、毎日のルーティンを努力するほど難しいものはないと思う。でも、ルーティンは習慣、つまりクセがついちゃえばできるのだと思う。
なら努力には二つのルーティンしかないと思う。最初につくのが、
するクセがつく なのか、 しないクセ なのか、
考えるとちょっと怖い話だ。
11歳という年齢がすごく重要に思えてきて、緊張するな。