東大阪の先輩
泣いたね。
昨日の昼前に東大阪市の先輩から短いLINEが入った。
「はじまるよ。いよいよ!!」
とまだお客さんが入っていないスタジアムの写真が来た。
東大阪はラグビーの聖地、花園ラグビー場でラグビーワールドカップ2019の試合を開催する。
この準備でも多くのご縁をいただいた先輩。
単純に嬉しかった。先輩の気遣いが。
あんな強面で、いかつくて、とっつきにくそうに見えるのに、人生の先輩としていつも支えてくれている人。
ちょっとこみ上げてきてしまった。
そして、こんなニュースをさっき見た。
https://the-ans.jp/rugby-world-cup/84347/
思わず声に出してしまった。
「さすが!!花園、東大阪のファンたちすごい!そして、その雰囲気、気持ちにさせる素晴らしいスタジアムとそれを支える町はもっとすごい!」
花園ラグビー場に行ったことのない人はラグビーが好きだろうと、嫌いだろうと、知らなかろうと、ラグビーワールドカップ2019やっていても、やっていなくても、一度はここでラグビーを観戦するべき!
特に何かしらスポーツをやっている子供達にはこの雰囲気を味あわさせてあげたい。
あと、僕の好きなチームの一つであるラグビー、ナミビア代表の話し。
ナミビアは実力から言うと、今回出場チームの中でも下から数えて何番目という位置かもしれない。
8年前、ラグビーワールドカップ2011ニュージーランド大会に仕事していた時に、空いた時間で、南アフリカ対ナミビアの試合を見た。
その時はナミビアを気にしたことがなかったので、実力だけで100点差が付くゲームになるのでは?と失礼な思いで観に行った。
試合が進むに連れ、20点、30点とどんどん点差は開いていく。しかしナミビアの選手は手を抜かない。そして、南アフリカの選手も手を抜かない。
いつしかスタジアムは南アフリカファンを含めて、ナミビアコールを大合唱していた。そんな体験が、仕事でスポーツに携わったことの財産の一つ。
トップチームのスター選手は見ていて楽しいし、話題にもなる。
でも、本当に子供達に見せてあげたい、伝えてあげたいのはスポーツのこういうところ。
ラグビーワールドカップ2019には、それ以外のラグビーにもそんなところがたくさんある。
ちなみに日本代表だって2011年の頃は世界のラグビーファンからはナミビアと同等の認識程度だった。でも、自国開催へ向け、選手を中心に多くの関係者が本気で取り組んで、2015年には世界を驚かせて、2019年には、「勝たなきゃいけない、勝てるはず」とファンから期待される試合があるようになった。
想像がつかないほど凄く、恐ろしい程に速く進化している。
そして、その進化はまだ止まらないだろうし、どこまでいくのか、ついつい過剰に期待してしまう。