子育て=親育て(半学半教)RD2994’s diary

息子へ伝えたいこと、自分に残したいことを、人生初めての日記

働き方改革

 今回の新型肺炎の影響で夫婦共に会社はリモートワーキングを許可している状況となった。スタートアップである僕の勤め先は本当にリモートを上手く使う人が多くなった。僕も出勤の頻度は週に2、3回にして自宅リモートをしている。奥さんの会社は、リモートを受入れているが、空気感では出勤していく事が前提のようだ。もちろん、業務内容の違いも大きいのだが、社風として、目に見えているところにいることが働いている事への証明になっているのだろう。

 うちの会社と来たら、最近は子連れ出勤を行なっている。子供は会社で勉強をして、来ているほかの子どもとゲームなどをして、おやつ食べて、とそれなりに楽しめている。受け入れてくれる会社のメンバーも、居ても居なくても当たり前という環境で、気を使ってくれながら、業務への影響は全くない。おそらく、この状況で、僕が数時間営業に出ていても、子供も何ら不安なく普通に過ごしてくれるだろう。それだけでも、この会社への転職は良かったと思える。

 僕の世代でも、もはやこっちのスタイルにどっぷりとはまっていて、良いと思っている。これからの企業がドンドン変わっていくようになってほしい。大手企業は大手なりの苦労や理由はあるだろうが、変われないという理由にはならない。変わっても業務は普通に進むだろうし、社員の満足度は上がってかえって良い結果になりそう。もちろん一部の底辺では悪用や常識外の事をする人間もいるのだろうが、そんな人間基準で考えていたら、損するばかりである。変わる事は難しいが、こんな暗い気持ちの時期に、子供を連れて会社に行く、自分の日常を息子くんに見てもらえる経験が出来て、すこし嬉しい気分だ。おそらく彼には、こんな環境も会社(仕事場)という感触を得る経験となり、彼が働く時の何かの指標になるのかもしれない。 

 政府がいくら旗を振って、改革だと言って、大手企業がお題目だけ唱えていても変わりはしない。今回のきっかけは決して良いものだとは言えないけど、働き方(場所)を変えてもなんとかなるという事がこういう風に広まっていくと、5年、10年で大きく基準値や基本概念が変わるかもしれないという期待は持てる。