趣味
趣味がない。
50歳を過ぎてから始めたい、再開したい、そんなものがない。
もともと広く浅くが得意な感じだったので、ライフワーク的な興味を持ってるものが何もないのだ。
息子くんに出会ってからは、息子くん一筋で来てしまった。が、その息子くんも親が独り占め出来る日もそう長くはない。そろそろ自立の準備として、反抗期・思春期・迷走期と、大人になる前に様々を経験しないといけない。日本ではその意識は一般的的ではないかもしれないが、カナダやアメリカとかでは、12歳から大人扱いが始まり、13歳からティーンエイジが始まり、21歳でには大人として認められるまで、迷走する。そんな文化だ。少なくともそうだった、僕が住んでいた頃は。
この事を思い出した。さぁ、大変だ。
息子くん、来年12、そして、僕の50と一緒にティーンエイジに突入!
趣味を見つけなければ。。。。
酒も飲まない親父が何を片手に、息子くんの成長記録をスライドショーで夜な夜な見ながら何処へ沈んでいくのだろうか?
考えているだけは時間が過ぎるだけ。行動に移さなければと、息子くんへ打ち明け、父親にあう趣味を訪ねた。すると、
全く思考の時間なく、「キャンプ」と返ってきた。
息子よ、父がキャンプをやっている姿を見たことあるか?見た目や仕事で勝手にアウトドア派認定を受けることが多いが、決してそうとは思えない。嫌いじゃないないし、憧れる。特に50になって1人で焚き火でもつつきながら本を読む、なんて姿は若い頃見ていた雑誌にいた、あの大人だ!でも、今の自分からは程遠い。
そもそも生粋のめんどくさがりがキャンプ出来るのかな。テントは面倒だから、車で行けるバンガロー、近くに風呂がある事が必要。でも、恐らく場所を探している間に面倒になってやらない気がするし。
そもそも、趣味ってなんだ?
こんなに追い込まれるモノなのか?
これじゃ子供の夏休みの自由研究と同じだな。自由研究っていうのに期限や他との比較が厳しく、終いには研究ではなく to do taskになっている。
趣味は欲しい。でも探すが面倒と言っている内は見えてこないのだろうなぁ。
堂々巡りしています。