子育て=親育て(半学半教)RD2994’s diary

息子へ伝えたいこと、自分に残したいことを、人生初めての日記

反面教師

突然迎えた学年の終了。
先生達も大変だったと思う。恐らく、1日、2日で出来たのは宿題の内容とお知らせプリントの作成だろう。それだけでも、overworkしないと出来なかったとおもう。
子供達は、まだ状況を飲み込めてないだろう。休みが長くなる!やったー。

夏休みが削られるらしいよ。

集まっちゃいけないらしいからオンラインでゲームやろうな。

これで、学校生活が終わりって、イメージ出来ない。

とかいう所だろう。

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メディアでは対応する親が大変だ、が大半を占めているイメージ。
ウチも共働きだから確かにそうだけど、それよりも、この1ヶ月で、子供達が受ける権利があった教育や体験、経験、年度や学校生活を締めくくるために準備してきた先生達の準備、それをどうやって取り戻せるのかの方がはるかに重要だと思う。
どこかで詰め込んで授業をこなすとか、宿題とかオンラインで対応とかの問題ではないと感じている。

子供達は何かの節目に大きく成長するきっかけをつかみ殻を破っていく事があると思う。特に学校生活では。
命や健康が大切などということは当たり前。その当たり前と同じように子供達に見本となる大人の行動、姿を示さなければならないはず。
こんな無能無力な大人達をみて子供達は何を感じるのだろう。
やっていることが正しくてもやり方を間違える、利己的であれば、相手をこんな気分にさせる事くらいは学んで欲しい。

 

数週間前に2、3日休校にして、各学校内での対応を考える。子供達に休校になる可能性を伝えながら、数日でも学校登校させる。たったそんな準備だけでも、子供達は心構えができて、隔離されてからも何かの心を持って過ごせる子もいたはず。

大人が知性、人間としての心を使うことをせずに物事を後回しにして、風向きが不味くなると、あたかも自分が正しい行動をするというポーズだけ取ると多くの子供達の権利、きっかけを奪い取る。

こんな強烈な反面教師は見たくない。