子育て=親育て(半学半教)RD2994’s diary

息子へ伝えたいこと、自分に残したいことを、人生初めての日記

Digitally born

息子くんのバスケットボール活動がほんの少しずつであるが再会の目途が立ってきた。その準備として、男女のHCと最上級学年の選手達とのオンラインミーティングが開催された。

趣旨は、選手達から今年のチームとしての目標や取組みをまとめて、コーチ陣に伝え、アドバイスを受けるため。選手たちはこの会議に向けてコアメンバーが何度か集まって間あげをまとめ、その後、ミーティングの日程が決まってからは子供たちのみでオンラインで、3回の事前打合せを実施して、本番を迎えた。

事前&本番のオンラインミーティングを子供たちは見事にこなしている。僕が、半年前に急にZoomなるモノでのミーティングを余儀なくされた時のぎこちの無さは誰からも感じられない。ミーティング中に1人の音声が途切れた。機材の不具合らしい。一部の子どもたちはキャッキャッとはしゃぐが、数人はすぐに「チャットで呼びかけてみて」とか対応をし、中にはすぐに不具合が起きた子へ携帯をつないで、自分の方の音を聞かせて、「会話はできるから会議は続けられる」と。

生まれながらにしてデジタル環境への適応能力と瞬発力を持っている世代が現実にいるのだ。ちょっと前までは興味や努力の差でデジタル活用力や成熟度が変わっていたのだと思うが、ついにNatural born Digital族が出て来たことを実感した。

 

この、子ども達の能力、レベルを見せられると、積み上げていたはずのコーチングの常識や慣例が綿毛のように軽く飛んでいく。今までの器の中でモノを考えていたのでは、この子たちに気づきや好奇心を与える事はできない。

またもや子供たちから教えてもらう。子育てが親育ての要素の方が大きいと感じるように、コーチングも選手からの導きの方が多い。

だから続けられるし、続けたいと思える。