選択/決断の時が近づく
コロナ禍は続く。
コロナ明けの事をずっと話し続けているが、息子くんのクラブ活動は2月中旬の練習を最後に未だ再開されていない。
200日間スポーツからはなれている事実。クラブ活動のみならず、学校も、放課後も、生活も、小学校最後の年にあるべき感情の起伏を経験しないまま、半年が過ぎていく。
クラブ側はコロナ対策に行政から求められることをこなそうとするので、地域、保護者によるボランティア運営では到底対応はできない。それだけではない、体育館スポーツだから余計に難しい。行政管理の区民センターなどは貸し出しているが、所属クラブの拠点である学校の体育館は外部への貸し出しはまだ行っていないところも少なくない。
そんな中、緊急事態宣言も解除され、学校も授業だけは徐々に元に戻り、大人たちの社会も変化はあるものの、毎日のように会社へ通う日々が戻りつつある。
自粛明けから野球やサッカーは再開が少し早かった。しばらくすると周りのミニバスケも戻った、まだ戻っていないという話しが聞こえ始めた。そして短い夏休みを経て、息子くんのクラブ活動は再開されないまま、今日に至っている。
9月、最終学年も後期に入り、中学校の事もそろそろ視野に入れていく時期が近付いてきた。もちろん受験をする子であればはるか前から中学の事は考えているだろう。でも息子くんは友達と学校を楽しみ、バスケに打ち込み、地元の中学校(幸いにして、近隣学区で選択肢がある可能性がある環境)の中から進学後のバスケも一つの軸として選んでいきたいという意向が早くから決まっていたのでこのタイミングからの調査、選択で十分だ。しかし、バスケの軸は失っているも同然。
11月末頃には本人が方向性をつかんでいる事が望ましい。そう考えると約90日間で選択肢の準備、検討を行なう必要となる。
コロナ禍で200日強が過ぎていった。そして放っておけば流されていく90日間で息子くんには色々と考えてもらいたい。
今後、コロナが脅威のままであろうが、ただの季節の流行病になろうが、人生には選択、決断はついてまわるし、時間は皆に平等のままである。