子育て=親育て(半学半教)RD2994’s diary

息子へ伝えたいこと、自分に残したいことを、人生初めての日記

才能

このキャプテン、実はすごい。

まぁ、僕が勝手に思っているのだが、恐らく、周りの大人もしっかりと観るべき目で観たら、すごさがわかると思う。

キャプテンをやるぐらいだから元々、しっかりとしていて、頑張るタイプなのだろう。

この選手のすごさ気が付いたのはそんなに前ではない。練習中や交流試合で、思っていた通りに出来ず感情が溢れ出してしまう姿を何度か見かけた。それはそれで、学生スポーツとしては見ていて気持ちの良い姿で、一生懸命だなぁ、と思うくらいだった。

ある時、怪我で別メニューの練習をしていた時に、私のトレーニングを手伝ってもらった。その時の受け応えなどから、更にしっかりしている小学生だなぁと思い始めた。

その後の練習、試合を見ている中で、実はこのキャプテンが発する声はチームに特別なチカラを与えていることに気が付いた。

キャプテンの声はチームに届くのだ。コートの中にいても、外からでも、ケガで離れていてもこのキャプテンを中心にチームが回る。

小学生のチームのキャプテンなど、ジャンケンで決めることもある程度のものという認識の人もいるだろう。でも、このキャプテンは子供達が自分達の中で、誰もがキャプテンと認めている。

今までもほんの数人だが、このタイプに会ったことを覚えている。声に魔法があるのか、本当に声のチカラを持っている人だ。

20年前になるが、ホームステイの添乗をやっていて、そういう生徒がいた。なんだか話を聞いてしまう。みんなをまとめてしまう。同じ事を言っているのだけど、他の生徒とは刺さり方が違う。

分析すると、言うタイミング、それまでの本人の姿勢や貢献、言葉がシンプルで、想いがこもっている、など、バランスが良い声なのだろう。でも、伝える相手は複数であり、その上、受け側のメンタルだってその都度違う。それでも、刺さると言う事は何かあるハズだ。

声のエナジー、なんて言い方をする時もあるが、このキャプテンは声をだけではなく、天性のキャプテンシーを持ち揃えている。

 

ようやく話を戻すが、そんなキャプテンから、どうしたら良いか分からない、アドバイスを求められた。

 

つづく